法人概要 /about/

ごあいさつ

1932年の暮れ、創設者である永野勇吉が経営する別珍(綿織物の一種)工場に、貧困ゆえに罪を犯した少年数人がやってきました。その少年たちに別珍加工技術を習得させ、社会復帰させた、これが阪南福祉事業会の萌芽です。
戦前は触法少年の更生保護や授産、教化事業を、戦後は戦災孤児の保護と養育に情熱を注いできました。日本の産業が活況を呈してきた1967年には、昼夜働く母親と子どもたちのために日本初の長時間保育所を開設。その後は全国初の児童家庭支援センターや情緒障害児短期治療施設(現・児童心理治療施設)を開設するなど、その時代の新たな社会課題に愚直に向き合ってまいりました。

児童福祉は、いわば未来を支える仕事。
子どもたちの中にある可能性を信じ、大きく育むことが私たちの使命です。

社会福祉法人 阪南福祉事業会 理事長 永野孝男

chairman

阪南福祉事業会の理念体系

合言葉は
~笑顔と笑い声のたえないおうちづくり~

ご利用者の笑顔
ご家族の笑顔
地域に暮らす方の笑顔
職員の笑顔
法人に関わるすべての方の
笑顔と笑い声であふれる
温かいおうちのような居場所であり続けたい、そのために常に前進する法人です。

阪南福祉事業会の理念体系
現況報告書
決算報告書
第三者評価結果

定款 articles of incorporation

役員等報酬基準 Compensation standards

役員名簿 Officer

yakuin2023
hyougi2023

沿革 history

  • 1933年12月

    司法省より少年保護団体、公道授産会の認可を受け少年保護事業を開始する。

    1933年12月
  • 1943年3月

    産業少年特別錬成第3道場として、青少年の訓練事業に転換。

  • 1945年8月

    戦争終結により、産業青少年特別錬成第3道場を廃止し、要保護少年の収容保護事業を再開。

  • 1948年12月

    児童福祉法の制定に伴い、児童福祉施設(少年教護院)岸和田学園の認可を受け事業を開始する。

  • 1949年6月

    財団法人岸和田学園の認可を受ける。(定員170名)

    1949年6月
  • 1949年9月

    養護施設に種別変更の認可を受ける。

  • 1952年5月

    社会福祉法人に組織変更する。

    1952年5月
  • 1967年9月

    日本自転車振興会の補助を受け、八木保育所を新設。夜間保育(無許可)を開始する。(定員80名)

  • 1967年12月

    国の指示により夜間保育を廃止し、長時間保育を開始する。

    1967年12月
  • 1970年6月

    国・府の補助を受け、山直南保育所を新設。(定員90名)

  • 1970年10月

    お年玉年賀葉書寄付金を受け、八木保育所を増設。(定員120名)

  • 1974年9月

    国・府・堺市の補助を受け槙塚台保育園を新設。(定員120名)

  • 1974年10月

    天皇陛下より御下賜金拝受。

  • 1979年2月

    岸和田学園に卒業生
    里帰り宿舎を新設。

  • 1979年9月

    日本自転車振興会より補助を受け、岸和田学園に職員宿舎を新設。

  • 1979年11月

    児童、職員の保養所として、白浜山荘を新設。


  • 1991年7月

    八木保育所を建替、新築。八木保育園と名称変更。山直南保育所を山直南保育園と名称変更。

    1991年7月
  • 1998年6月

    全国初の児童家庭支援センターとなる、児童家庭支援センター岸和田を開設。

  • 2001年6月

    大阪府知事より優良法人表彰。

  • 2002年4月

    情緒障害児短期治療施設あゆみの丘を新設。(定員50名)

    2002年4月
  • 2003年4月

    山直南保育園を建替、新設。(定員120名)

  • 2005年12月

    天皇陛下より御下賜金拝受。

  • 2007年4月

    熊取町立第四保育所の民営化によりさくら保育園を新設。(定員120名)

  • 2008年4月

    児童養護施設あおぞらを新設。(定員66名)  認定こども園、堺市立こども園保育所を新設。(定員43名)

  • 2009年2月

    あおぞらが第2回おおさか優良緑化賞奨励賞。

  • 2009年3月

    あおぞらが第14回大阪・心ふれあうまちづくり賞。

  • 2010年3月

    堺市立こども園保育所の運営委託を終了。

  • 2010年4月

    岸和田学園に地域小規模児童養護施設「ひがしがおかの家」、あおぞらに地域小規模児童養護施設「むくどり」を設置。

  • 2011年3月

    槙塚台保育園を全面改築。(定員130名)

  • 2012年4月

    堺市中区に深井中央保育園を新設。(定員120名)

  • 2012年4月

    あおぞらに地域小規模児童養護施設「ひよどり」を設置。

  • 2013年4月

    岸和田学園に地域小規模児童養護施設「はったまかみの家」を設置。

  • 2015年4月

    子育て三法の施行により、保育園は幼保連携型認定こども園へ移行し、名称も変更。

  • 2017年4月

    岸和田学園の分園「あんだんて」(分園型小規模グループケア事業)を新設。あおぞら地域小規模児童養護施設「ひよどり」を「とき」に名称変更し、移転。

  • 2018年4月

    岸和田学園の建て替え工事が完了。JR阪和線久米田駅前に「八木こども園乳児室」を開設。

  • 2019年4月

    職員の子育て支援を目的として、企業主導型保育事業「ナーサリースクールあおば」を開設。一時預かり、病児保育事業を開始。

  • 2020年4月1日

    「あんだんて」を独立、施設化。

  • 2022年8月

    丘のうえこころのクリニックを児童心理治療施設「あゆみの丘」に附設。

  • 2024年4月

    八木こども園の姉妹園として、第2八木こども園を新設。

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